結城郡八千代町は、総事業費12億4、800万円をかけ今年度から川西中部地区農業集落排水事業に着手する。このほど、基本設計を(社)日本農業集落排水協会(東京都浜松町)に、全体設計を茨城県土地改良事業団体連合会(水戸市宮内町)に委託し来年3月10日までの期間で策定を進める。平成13年度から管路工事に着手、平成14年度から2か年継続事業で処理場などを建設する。
事業計画区域面積は、久下田、坪井の2集落31ha。
この地区の人口は815人で、戸数は176戸。また農家人口は561人で、農家戸数は109戸などとなっている。
施設計画によると、管路は概略延長8、550mを整備し、ポンプ場は7箇所設置する。
処理施設は、計画人口870人、計画戸数179戸で、計画日最大汚水量は、287立方m。
中部地区の今後の予定としては、来年度処理場の用地買収と管路工事に着手し、平成14年度から2か年継続で処理場を建設、16年度中の供用開始を目指す。
また、川西地区は北部、中部、南部に分けられており、北部についてはすでに事業が進められ、今年度実施設計を茨城県土地改良事業団体連合会に委託、汚泥処理施設(コンポスト)の建設を進め、来年度供用を開始する。南部地区については、平成15、16年度ごろに事業採択を受け、整備に着手したい考えだ。