東茨城郡常北町は、下古内地内に計画している健康増進施設(温浴施設)で、今年度に用地造成工事および本体着工を予定しているが、造成工事費を含む今年度補正予算案が町議会で2度にわたり否決されたため、今後の対応について検討している。
健康増進施設は、温泉開発事業の中心施設として下古内字大平地内の5万3、200㎡に、今年度から来年度まで2か年継続で建設を計画。施設規模はRC造2階建て延べ約5、300㎡で、総事業費は約29億5、000万円。
当初の計画では、今年度に用地造成および本体着工を予定しているが、施設規模や経営計画などをより検討する必要があるなどの理由で、6月と7月の町議会において用地造成工事費を含む今年度補正予算案が否決された。
町では、今後の見通しについて現在のところ未定としており、来年秋のオープンという整備目標に遅れが出そう。