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埼玉県幸手市

市民散策路整備で方針策定をサクラプランニング(幸手市)に委託

2000/08/11 埼玉建設新聞

 市民の散策路整備を構想する幸手市はこのほど、指定道路整備事業整備方針策定業務をサクラプランニング(幸手市)に委託、年度内に仕上げる。来年度は同方針をたたき台に市民と意見交換会など開き、合意形成を図った上で、基本設計に着手する運び。

 計画は公園や子供の遊び場等を整備して欲しいとの、市民要望により浮上。用地確保などの問題から、指定水路を散策路として整備する方針を固めた。

 対象となる水路は東1・2・3・5丁目の9路線と西1・2丁目の2路線の計11路線。蓋の架けられた部分を中心とした幅6mの水路で、9路線の総延長は約2、600m、西1・2丁目の2路線は、おおむね1、600mの規模。遊歩道には四季折々の花や緑、ベンチ、藤棚の整備も予定されている。

 方針策定にあたっては、東町の9路線は場所により用途地域が異なることに加え、公共下水道雨水整備との整合性にも配慮。一方、西町の2路線に関しては農業水利として現在使用していることを踏まえた上で検討を重ねていく。



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