瑞穂斎場組合は、火葬場施設の全面改築を計画する。年度内で実施設計を完了、13年夏着工で14年度までの2か年施工を目指す。
施設は3市1町(羽村市、福生市、瑞穂町、埼玉県入間市)が利用。現況は床面積1、208㎡、昭和46年竣工で老朽化し管理棟など施設は敷地内に点在。このため施設を集約させる形で全面改築を図る。11年度に基本計画及び基本設計、今年度は実施設計を検討。作業は岡設計(渋谷区、電話03・3356・7281)が担当。地質調査は、協和地質コンサルタンツ(小平市、電話042・322・7247)で既に完了。
新施設はRC造一部2階建て、延べ床4、406㎡。内部は①火葬炉6基と予備2基②式場3室③待合室×6(和室、洋室)④事務室⑤機械室⑥エントランスホール-など。敷地面積は、現況に約200㎡を追加して約1万5、200㎡。今後、地権者との用地契約や敷地追加に伴う都市計画変更手続きを取る。年度内では、各自治体の事業費負担割合など調整作業も進める。
工事は13~14年度、組合発注。発注形態等は現段階では未定。スケジュールは13年8月頃~14年内で敷地北に新施設を建設。稼働後、旧施設解体と整地を14年度内で進める。旧施設跡は駐車場を整備、また敷地前面の町道8号線に沿った歩道設置なども予定。
西多摩広域行政圏実施計画(12~14年度)では、13~14年度の工事に概算で30億円を見込んでいる。