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今月中にも着工へ/並木ショッピングセンター建て替え/筑波都市整備㈱

2006/08/12 日本工業経済新聞(茨城版)

県内に計画されている大型店舗の新規出店で、並木ショッピングセンターの大規模小売店舗立地法の届け出があった。昭和51年に完成した現在のショッピングセンターを新たに建て替えるもので、入居しているスーパー・マスダ(平邦雄代表、常総市水海道宝町)は、新施設完成後も営業を続ける。センター全体の売場面積は2705㎡。現在、施工業者の選定を進めており、早ければ今月20日から着工する予定だ。筑波都市整備㈱(藤條邦裕代表取締役社長、つくば市竹園)が新設案件として県に届け出たもので、来年3月のオープンを予定している。

 現在の並木ショッピングセンターは昭和51年、つくば市並木4丁目にオープンした。並木高校北側に位置し、周辺には県営アパートなどの集合住宅も多い。

 食料品や生活雑貨などを扱うスーパーマスダと専門店とで構成され、美容院や眼鏡店、靴店、楽器店などのほか、関東つくば銀行や公民館、児童館など公共施設も併設されている。

 計画では、建物全体の老朽化などもあり新施設の建設を行う。全体の売場面積は2705㎡。ショッピングセンターは2階建てで、専門店のテナント数は14床となる。

 筑波都市整備㈱によると、現在、施工業者の選定作業を進めており、早ければ8月20日ごろにも着工する予定だ。今後、旧施設の解体や整地を進めながら、建設工事に着手する。

 完成後、スーパーマスダについては、新施設の1階で営業を続ける。売場面積は1678㎡。また、他の店舗についても現在、交渉を進めている段階としている。

 利用者用の駐車場は、161台の収容が可能となっている。

 第1駐車場には111台、銀行棟向かいにある第2駐車場には50台が収容できる。出入り口については4カ所設ける予定だ。

 順調ならば、19年3月にもオープンする。



 【図=並木ショッピングセンター配置】

並木ショッピングセンター000434.jpg

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