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群馬県中里村

庁舎建設の設計公募型プロポ-全国の700近い建築家から申込み

2000/08/29 群馬建設新聞

 設計業務選定で県内初となる全国の建築家を対象にした公募型プロポーザル方式を採用する中里村庁舎建設準備室は、25日募集を締切、最終的には700近い業者からの申請となりそうなことを明らかにした。

 規模が1、200㎡~1、500㎡程度だが、申し込みが殺到し、北は北海道から南は沖縄までと全国からの応募があった。今回の業務選定については、地域とともにつくりあげていく意欲とその実現のためのプログラムを構築し、さらにはネットワークの構想力がある建築家を全国から求めるために実施した。

 中里村役場は、大正10年頃に最初の庁舎が建設され、その後増築を行い現在の規模は2階建て、延べ床面積448㎡。老朽化はかなり進んでおり、早期の新庁舎建設が望まれていたことから計画が浮上した。

 設計業務選定にあたっては、単にいわゆるハコを作るのではなく、地域に根ざし、地域と共にあるべき姿を作り上げていく意欲とその実現のためのプログラムとネットワークの構想力がある建築家を全国から求めるために、県内初となる全国を対象にした公募型プロポーザル方式を採用、インターネットのホームページなどを通じて7日から募集を開始し、25日に締め切った。最終的には700近い業者からの申請となりそうで、北海道から沖縄までと全国各地からの申し込みが殺到し、同村の予想を大きく上回る応募が集まった。29日現在での主な内訳は、県内業者が30~50者程度で、県外では、東京が多数を占め、神奈川、大阪、奈良など。

 今回のプロポーザルのテーマは「未来への場所の力と記憶」でサブテーマには、「中里村にあるべき庁舎の姿に関する提案」としている。

 新庁舎の建設場所は、現有施設の向かいにあるJA多野藤岡中里出張所の移転跡地約1、050㎡とし、施設規模は延べ床面積約1、200㎡~1、500㎡を想定している。工事については、早ければ13年度にも本体工事を発注する予定だ。

 今後は、11月10日に提案書を締切、11月29、30日に一次審査を行い、2次審査(一般公開ヒアリング)を大勢の人々が参加出来るよう12月23日に実施する。一般公開によるヒアリングは、公正性、透明性、客観性を目指し実施する。

 審査委員には専門家を招き、委員長に中川武氏(早稲田大学教授)、委員には内藤広氏(建築家、内藤広建築設計事務所代表)、湯沢正信氏(関東学院大学教授、湯沢建築設計研究所代表)、神吉紀世子氏(和歌山大学講師)、小林一夫氏(中里村長)、今井敏勝(中里村議会議員)、小林康信(区長会長)--以上7名で構成されており、厳正な審査に期待がかかる。



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