総理府は、衛星情報副センターを北浦複合団地に整備するため、県から用地を取得した。10月以降用地が引き渡され着工する。
同センターは、地震や火山噴火の災害、タンカー油流出事故など大規模災害発生時の生活安全確保と、各省庁間の行政情報を効率的に運用するために整備するもの。
東京に中央センターを設置し、本県北浦にバックアップ機能とメイン送受信機能を持った副センターを整備する。北は北海道、南は九州に2局アンテナ施設を設ける。
計画では約9・8haの敷地にアンテナ2基、センター施設(延べ約8、000㎡)を整備する。
スケジュールでは、10月以降工事に着手し、13年10月に竣工。その後、試験運用を行い、14年に衛星を打ち上げる。