上水内郡信濃町は『一茶ふるさと公園整備事業一茶記念館（博物館）建設』の概略設計業務について、プロポーザル方式（１０者指名）で業者を選定していたが、９日の審査会を経て、このほど宮本忠長建築設計事務所に決定した。同案は、雪・寒冷対策に優れ、動線がコンパクトにまとまっていたことが評価された。

　今後は、同事務所で展示設計の実績のある業者を役場に推薦し承諾を得た上で、建物及び展示設計を今年度内に完了させる。１３年度は、当初予算案に建設費を計上、６月町議会で契約承認後に着工する。１４年度末に整備を終え、１５年度春開館予定。

　同博物館は、小丸山公園の一茶記念館と民族資料２号館を取り壊した跡地に建設する。施設は、ＲＣ造２階建て、延べ約１、２００㎡規模を想定。