県栃木土木事務所は三・三・二栃木大通り電線共同溝事業(栃木市)の追加工事を発注する。二工区程度に分け、施工工事の進捗状況をみながら来月末には入札にこぎ着けたい意向。工事は境町の延長三五〇m区間(幅員一八m)の電線共同溝布設工事。CC-BOX埋め込み、幅員四・七五mの歩道整備(化粧ブロック敷き、幅一・二五m植樹帯設置、街路灯設置等)などを施工する。事業費は補正予算を含め二億七千万円。設計は構造物コンサルタント(株)(東京都渋谷区広尾五-二三-五)が納入済み。
栃木大通りは、八年度から倭町全体計画三〇〇m、境町同六〇〇m区間を国補電線共同溝事業を導入し、中心街の街並み景観の高質化を図っている。今年度境町区間に移り、当初には延長二〇八mを九年度繰越分と併せて発注。追加補正でさらに工事区間を伸ばすことにした。これにより同事業は今年度完了、総事業費は四億円規模となった。