浦和駅西口南第3地区第一種市街地再開発事業建設工事起工式が8日、関係者や地元地権者ら約100人が参加し、高砂地内の建設現場内で開かれ、工事の安全を祈った。
神事では、祝詞奏上の後、鎌入れを田辺潔(株)ジーエー建築設計社社長、鍬入れを白石達巳同再開発組合理事長、相川宗一浦和市長、鋤入れを中嶋一清水建設(株)執行役員関東支店長が行い、工事の無事を祈った。
直会(なおらい)では、白石理事長が12年前に再開発計画が浮上した当時を振り返りながら「ようやく夢が現実のものとなる。これから花を咲かせ、3年後に大きな実となるのが今から楽しみ」と期待を寄せた。
また、相川市長は、「西口南再開発事業のうち、第3地区はまさに先駆け。第4地区は13年夏の本組合設立を目指し、第1、2地区準備組合の活動も活発化しているなど今後、他地区に果たす役割は大きい」と述べるとともに、さいたま市にとっても駅周辺整備は大きな期待が向けられているとし「総力を結集して事業を進めてほしい」と呼びかけた。
第3街区はRC造一部S造地下3階地上3階建ての商業・住宅棟と、同地下3階地上4階一部6階建ての業務棟で構成。総延べ床面積は3万4、500㎡。住宅は210戸。施工は清水建設、設計はジーエー建築設計社、住宅デベロッパーは日商岩井。
















