浦和市は、6日開会の12月定例議会に、一般会計補正予算など18議案を上程した。
補正予算で設定された債務負担行為では、寺前地下道整備工事に14年度までの期間で5億3、000万円の限度額を設定。北浦和駅近くのJR線を跨ぐ歩道橋の老朽化により地下化するもので、JRから工事は発注済み。近く契約を交わす。
地下道規模は、延長30m、断面は2、500mm×2、500mmで箱型ルーフ工法(BR法)で整備。地下道への勾配による負担軽減のため、両出入り口にエレベーターの設置も検討されている。
工事は、S造の既存跨線橋撤去後に、地下道整備に入る。また、公共下水道事業特別会計でも12億円を限度学とする債務負担行為を盛り込んだ。
市内全体を対象とした下水道管渠敷設工事で、200mm管が中心。2月ごろからの工事発注を予定しており、13年度の前倒し発注の形となる。
一般会計補正額は40億3、895万9、000円を追加、総額を1、491億2、369万8、000円とした。
主な事業は、合併準備関連費に3億125万1、000を追加。うち、工事費6、043万6、000円、委託費2、234万5、000円等を設定。
また、都市計画道路高砂仲町線改良に1億8、234万1、000円、鉄道高架化事業には19億3、599万3、000円の用地取得費を盛り込んだ。