原市地内の市道幹120号線の拡幅を促進している安中市都市施設課はこのほど、残る末整備となっている国道18号との交差点周辺の用地取得に向けた建物等調査積算を入札執行、協和補償コンサルタント(高崎市並榎町115、電話027-322-4911)が650万円で受注した。
同線は、都市計画道路3・5・17号水口古屋線の一部にもなっており、このうち事業化区間は、県道磯部停車場上野尻線から自動車教習所までの約540m(すでに施工済み)と教習所から北側に延伸し、国道18号にタッチするまでの約200mの計740m程度となる。
同区間の現況幅員は、約7mで歩道が設置されておらず、整備後は交通量も増加することが見込まれ、歩行者等の安全確保のため両側へ歩道(W2・5m)を新設することにした。これにより幅員は約12mとなる。
また、同市道と交差する国道18号の両側車道を改良、上り車線へは右折レーン、下り車線へは左折レーンをそれぞれ設ける。
13年度の進捗状況としては、約200m区間のうち約100m部分についてはすでに発注ずみであり、年度内の完成に向け整備を進めている。今回の業務は、国道18号の接続部分を対象とした積算であり、新年度も引き続き用地取得をメーンに進める方針だ。