蓮田市は、白岡町との消防行政広域化に先行して、老朽化が進む消防本部・蓮田署庁舎の改築を計画しており、13年度は現敷地北側に建設用地を求める方針。設計は14年度に委託し、同年度下期に工事発注、15年度までの2か年で新庁舎を建設する計画。
拡張面積は約1、000㎡を予定しており、同所を利用して新庁舎を建設する。
用地取得と並行して、市内部では新施設に必要な機能、面積などを検討、年度内にまとめる。新庁舎の規模は現状より拡大されるもよう。既存施設は新施設に機能移転後、16年度に解体する。
既存庁舎は、RC造2階建て、延べ床面積588・72㎡。建築面積331・75㎡。1階は蓮田消防署、2階は消防本部となっており、消防・救急車両は8台を完備。
昭和44年に大字閏戸178-1に建設。敷地面積は3、512・55㎡で南側が県道大宮栗橋線に面している
市では、白岡町との消防行政広域化を目指しており、一部事務組合設立に向け、両市町間で整備スケジュールの具体化、広域庁舎などの位置、財政負担の方法など協議を重ねてきた。
しかし、既存施設の老朽化が著しく、市民の安心と安全確保のため、庁舎の建て替えが急務と判断。今年度、白岡町に先行改築を申し入れ、了解を得た。今後も、広域化に向け継続して検討していくことで合意を図る。