国分寺市は(仮称)地域障害者総合福祉センター建設事業で、13年度の着工を目指し実施設計を進めている。担当は東急設計コンサルタント(目黒区、電話03-3715-1321)。工事は2か年施工で、14年度末の完成を見込んでいる。市の3か年実施計画(11~13年度)では、13年度に1億6,642万円の事業費を試算した。
施設建設予定地は、泉町二丁目1番地にあたる西国分寺地区住宅市街地総合整備事業対象区域内。施設は身体障害者福祉センター、知的障害者通所更生施設、障害者地域自立生活支援センターからなる複合施設で、いずみプラザ(保健医療拠点中央施設)の西側隣接地に、渡り廊下で接続して建設する。調理室や広場、駐車場などの設備は共同利用。
施設規模は、敷地1、914㎡に地下1階地上3階建て延べ2、610㎡を予定。施設内容は地下に駐車場、防災備蓄倉庫を配置。1階は広場や喫茶室を、2階には身体障害者センター、自立生活支援センター、休憩室を設置。3階には通所更生施設や医務室、食堂を整備する。
市では新センターを、いずみプラザとの連携により保健・医療・福祉の総合福祉サービス拠点として機能する施設として期待している。