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群馬県富岡土木事務所

高田川多自然型河川改良整備で川北橋架換、下・上部一括で10年上期発注

1998/08/31 群馬建設新聞

 一級河川高田川の多自然型河川改良整備を促進している県富岡土木事務所は、川北橋の架換えに着手する。工事は、下部、上部一括して上半期内に発注されそうだ。新橋は、橋長38m、幅員7・2mのPCプレテンション方式単純床版タイプで、下部には逆T式橋台2基と張出し式橋脚1基を備える。

 設計は、(株)玉野総合コンサルタント(東京都)が作成。河川改修事業は、富岡市富岡地内の2、903mの両岸を対象に、流下断面が狭小なため発生している水害対策として計画された。改修にあたっては、国道254バイパス開通に伴い開発化が進んでいることから、親水性を持たせた護岸整備を施行している。

 工事は、上小沢橋を境に1工区(親水ゾーン)と2工区(自然環境保全ゾーン)に分割して推進、1工区はほぼ終了し、現在2工区に取り組んでいる。これまでの整備率は約70%となっている。10年度は、このほか護岸工(約230m×両側)、用水路の付替え等を予定している。



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