県都市整備部は9日、田園都市産業ゾーン基本方針に基づく「先導モデル地区(第1次)」として、▽川島インターチェンジ(仮称)北側地区▽菖蒲白岡インターチェンジ(仮称)▽川越工業団地拡張--の3カ所を選定したと発表した。いずれも19~21年度の短期間で事業を実施して、圏央道開通との相乗効果を発揮する。
川島インター北側地区は、民間土地区画整理事業により開発。場所は、インターの北側で国道254号の西に当たる場所。現況は水田。開発面積は約47haで、工業系、流通系の土地利用を図る。
菖蒲町と県企業局が共同事業方式とする菖蒲白岡インター地区(団地名・菖蒲南部産業団地)は、面積約19ha。工業系・流通系の土地利用を想定する。
川越市に計画する川越工業団地拡張地区(団地名・川越第2産業団地)も開発面積約19ha。工業・流通の土地利用。企業局が川越市と共同事業方式で整備。既存工業団地拡張タイプに位置づけ。
先導モデル地区に関しては、田園産業ゾーン推進本部会議が、土地利用から見た開発適性、実現性やモデル性の観点から選定した。
【写真上=川島インターチェンジ北川地区】
【写真中=菖蒲白岡インターチェンジ地区】
【写真下=川越工業団地拡張地区】