朝霞市は、東武東上線朝霞駅北口周辺地区施設整備計画のうち、メーン事業となる駅前広場と駅前通り線(仮称)整備に伴う都市計画策定業務を計量計画研究所(新宿区)に委託した。業務は都市計画とともに、住宅市街地整備総合支援事業で整備するための大臣認可申請の図書作成。13年度には都市計画決定、大臣認可取得を目指す。
駅前広場は、公団東朝霞団地と一体的に整備するもので、公団、東武鉄道用地をそれぞれ取得し、6、000㎡で計画。併せて、岡通線(W18m)に接続させる駅前通り線も整備。計画延長は250m、幅員20m。
東朝霞団地の建て替えは、14年度に先工区の着手を目指していることから、駅前広場も同時期に発注されそう。
駅前広場はロータリー形式で、歩道やバス、タクシー乗り場、緑地などを配置。道路については買収方式で整備する方向で検討されている。
駅北口周辺は、都市計画道路中央線、本町通線と岡通線に囲まれた根岸台6丁目地内の18・8haを対象に、施設整備計画をこれまでにまとめており、アミューズメント機能を持つ「商業ゾーン」、高齢者福祉施設、図書館など、商業施設、都市型居住機能を併せ持つ「生活文化交流等複合機能ゾーン」、区画道路や生活関連施設が整えられ、良好な住環境を創出する「中高層居住ゾーン」、岡通線、中通線沿道に、基盤施設の整備にあわせ、商業サービス施設などと住宅を中心とした「沿道サービスゾーン」、さらには、東朝霞公民館南側に地区公園の整備構想を掲げている「都市緑地・公園」などが将来計画として位置付けられている。