記事

事業者
長野県松本市

芳川平田の篠ノ井線へ新駅設置、JR東日本了承、概略設計13年度着手

2001/02/07 長野建設新聞

 松本市が芳川平田のJR篠ノ井線へ新駅の設置を要望していた問題で、JR東日本は30日に開いた新駅設置検討委員会で「芳川平田新駅(仮称)」の設置を認め、13年度から市が概略設計などに着手することを了承した。

 計画では、新駅はJR南松本駅と村井駅のほぼ中間地点で、国道19号沿いの松本南郵便局の西側を予定。既に予定地の西側約700㎡は県営ほ場整備絡みで用地取得しており、東側約3、600㎡も昨年に組合設立した平田土地区画整理事業に絡みで近く買収する予定。駅舎はJR北松本駅と同様の橋上駅舎を計画、また駅南側に新設する市道は線路を跨ぐオーバーパスを予定している。

 市ではJRの了承を受け、13年度当初予算に駅舎や周辺環境整備などの概略設計費を計上する予定で、駅舎などの整備工事には17年度に着工、2箇年で整備して19年4月の開業を目指したいとしている。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら