常磐新線の開発エリア等を通り、国道354号を補完する主要地方道・つくば野田線と、県道・土浦岩井線の早期完成を求め、両路線の沿線市町村長等で構成する期成同盟会メンバーが6日県庁を訪れ、島田健一土木部長等に要望書を提出した。
つくば野田線は、旧住都公団が開発した内守谷住宅団地や工事中の法師戸水門などを通り、交通量の多い芽吹橋(12時間あたり1万3、000台)を渡り、千葉県野田市に至る延長約21・2km(改良率74・5%、平成10年4月時点)、土浦岩井線は延長約38・0km(同71・4%、同)で計画されている。
主要地方道つくば野田線整備促進期成同盟会、県道土浦岩井線整備促進期成同盟会の両会長をつとめる遠藤利水海道市長は、沿線市町村長等を代表し要望書を提出した。同行したのはつくば、岩井、伊奈町、谷和原、千葉県野田の市町村長等。具体的には大規模改築から交差点改良にいたるまできめ細かな要望が行われた。
千葉側からは、芽吹橋前後の交通量の解消を図るため、橋の架替えなどが要望された。