越谷市は、大沢地内に建て替える消防本部庁舎の事業スケジュールを、当初より早めて調整していることを明らかにした。詳細は明らかにしていないが、13年度着工が見込まれる。
現在、基本設計を慎建築設計事務所(越谷市)が進めており、構造、階数、規模ほか、レイアウトをまとめている状況。
施設概要についても変更があるもよう。当初計画はRC造2階建て、延べ床面積3、000㎡規模。別棟となっている越谷消防署を内包し、ホース乾燥塔の設置。このほか設備更新可能な司令室や事務室、救急消毒室、消防団員との連絡調整など行う会議室、全職員が収容可能なスペースほか、宿直室、浴室、調理室、倉庫など。
対象の消防本部は、市のほぼ中央部に位置する(大沢2-10-15)。昭和44年建設。RC造2階建て、延べ211㎡。
消防署には常時79人が3交代で勤務。このうち19人が宿直している。このため、市では迅速な出動を可能にする効率的な施設配置と職員の仕事および生活の場としての整備に充分配慮した施設を目指している。