入間市駅北口土地区画整理事業を進める入間市は、13年度事業として(仮称)馬頭坂橋詳細設計など委託業務を中心に発注する方針。また一次地区(約1・4ha)を対象とした仮換地指定を年度内に行い、全体では13年度の指定を目指している。工事については早ければ14年度から着手していく。
(仮称)馬頭坂橋は、区画街路6-10号線上で高低差がある馬頭坂線を越える跨道橋。計画橋長は、14・2m、幅員6m。13年度早期に詳細設計を委託する。予備設計は中央コンサルタンツ(名古屋市)が手掛けた。
このほか予定されている業務は、馬頭坂線擁壁実施設計(L91m)、用途地域など変更申請書作成(20・4ha)、建物物件調査積算(16戸20棟)、街区確定杭打測量(20・4ha)など。委託費は、13年度当初予算案に4、210万円が盛り込まれている。
また仮換地に向けては、対象面積20・4haのうち国道16号から北側を一次地区、残りを2次地区に分類。1次地区については、来週に仮換地案説明会を行い、3月ごろの仮換地指定を目指している。換地設計は、画地測量設計(目黒区)が担当した。
同事業は、総事業費177億3、600万円を投入。計画人口は1、450人、権利者数375人、全建物戸数451戸のうち要移転戸数360戸。商業施設・公益施設などの立地を促進し、地域の生活拠点機能を充実するとともに土地の高度利用を図るための中心市街地の居住環境整備を目的としている。
公共施設整備計画は、都計道が新国道線(L680・9m、W20から23m)、黒須中央通り線(L75・3m、W16から17・5m)、馬頭坂線(L223・4m、W12から17・5m)、北口中央通り線(L604・4m、W17・5m)、北口広場通り線(26・・m、W17・5m)の5路線。このほか北口駅前広場(約4、000㎡)、公園(6、200㎡、2か所)、緑地(2、382・59㎡、9か所)、地下調整地(1、060㎡)など。