記事

事業者
埼玉県浦和市

都市計画道路・大牧三室線道路設計等業務-特命でピーシー技研(豊島区)に委託

2001/02/14 埼玉建設新聞

 浦和市は、都市計画道路大牧三室線道路設計等業務をこのほど、特命でピーシー技研(豊島区)に委託した。今回の業務は、道路整備に伴う貯留施設の設置と、ルート脇にある墓地の擁壁構造を変更する。用地買収は完了しており、13年度の着工を予定、14年度末の供用開始を目指す。

 整備対象区間は、JR武蔵野線東浦和駅前で供用されている同線と県道吉羽安行東京線との接道部から南下し、川口市都市計画道路南浦和越谷線に接続する延長448m、幅員は20m。車道幅員11m、歩道は両側に4・5mで透水性舗装を施す。植樹帯も同1m確保。このうち、南浦和越谷線から100m区間は道路、歩道部の舗装、照明灯設置を残して整備済み。

 道路下には雨水貯留施設を設置。施設はボックスカルバートの布設を計画しており、貯流量、断面、延長などは市の開発行為の技術基準にあわせて設定する。また、墓地脇を通るための擁壁は以前、設計を完了させているが、墓地所有者らからの変更要望を受けて、構造を見直す。

 用地買収は100%完了、下水道も整備されており、13年度は上水道、東京電力、NTTなどの配線工事後、道路整備に着手する。

 大牧三室線が南浦和越谷線に接続することで、馬場地内までの南北幹線が整備され、見沼田んぼ内の整備を残すのみとなる。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら