大宮鐘塚A地区市街地再開発組合(川野時雄理事長)は、再開発ビル建設の一般競争入札参加申し込みをこのほど終了、今日、現場説明会を開催し、26日に入札執行する。建築、電気、機械、外構、デッキおよび既存建物除却工事を含め、5棟を一括発注する。工期は16年3月まで。
鐘塚再開発地区は、大宮駅西口のソニックシティ、国道17号、市道北20005号線と三橋中央通線に囲まれた桜木町1-10-4ほか地内。
同地区の初弾工となるA地区の施設計画は、地下2階地上19階建て、高さ89mの事務所棟1、地下1階、地上20階建て、同92mの事務所棟2、地下2階地上10階建て、同58mの公共施設棟、地下1階、地上6階建て、同58mの駐車場棟と、地下2階、平屋建て、同25mの共有スペースからなり、建築面積6、126・32㎡、総延べ床面積は8万1、467・88㎡。構造は各棟とも地下がSRC造、地上はS造。基礎は現場打ちコンクリート杭。
このほか、図書館公民館、女性センターなどの公共施設棟、自走式で282台を収容する駐車場棟が配置される。
大宮駅、ソニックシティからのアクセスは、それぞれデッキを設置して繋ぐ。
同地区再開発は、国道17号沿いのB地区、三橋中央通線沿いのC地区が計画されているが、事業化のメドはたっていない状況。A地区の事業化により、他地区への波及効果が期待されている。
















