県土木部は3月24日に「国道463号越谷浦和バイパス」、同28日に「国道140号皆野寄居バイパス」「県道東松山鴻巣線バイパス(谷口工区)」の供用を開始する。供用に先立ち開通式典を開く。
463号越谷浦和バイパスは浦和市中尾の県道川口大宮線から越谷市神明町の国道4号までの全線9・1kmで計画され、来月24日に未供用だった浦和市下野田地内から越谷市神明町の国道4号までの約4・1km区間が開通し、全線開通となる。開通区間には170億円の事業費を投じた。埼玉高速鉄道・浦和美園駅や埼玉スタジアム2002へのメーンアクセスとなる。供用開始時刻は午後3時。
140号皆野寄居バイパスは、地域高規格幹線道路として整備が進められ、寄居町折原~皆野町皆野を結ぶ約9kmが28日開通する。完成4車線のうち暫定2車線での供用開始。途中には延長2、570mの釜伏トンネルなどがある。事業費約500億円を投じた。有料道路で、普通車410円、大型車660円。供用開始時刻は午後3時。
東松山鴻巣線谷口工区は、吉見町の東部土地区画整理事業地内含め久保田地内の広域営農団地農道~古名地内の鴻巣川島線までの約1・3kmを暫定2車線で28日、供用開始する。事業費約18億円を投じた。供用開始時刻は午後4時。