長野市は、吉田5丁目にある長野運動公園の地下に容量2万2000t規模の雨水調整池の建設を計画しており、来年度から3カ年で工事を進める考えだ。発注作業は日本下水道事業団(JS)に委託しており、JSはきょう27日、設計者選定のための簡易公募型プロポーザルを公告する。
公園には現在、容量6000tの調整池(平成6年度建設)があり、市では最終的に地内で総容量4万tを確保する方針。新たな調整池は、アクアウイング東側のグラウンドの地下に建設される。
今回発注する設計業務は、新調整池の基本設計、地質調査、地形測量および既存施設(流入渠、放流渠・吐口、雨水調整池)の耐震診断。履行期限は11月末。
参加条件は過去5年以内に雨水ポンプ場の設計実績(0.25立方m/秒以上、成績優良者への優遇措置あり)を有することなど。参加表明書および技術提案書の提出期限は7月11日。管理技術者へのヒアリングは同27日に予定している。