国土交通省首都国道工事事務所は、国道６号藤代バイパスのうち、藤代町藤代から竜ケ崎市佐貫までの２・６km区間が今月２９日に２車線で開通。また、起点側の藤代町酒詰から同町小浮気地内までの５２０ｍを現道拡幅により４車線で供用開始する運びとなった。

　国道６号が通過する藤代町、竜ケ崎市は都心から５０km圏内に位置し、東京への通勤圏として、近年市街化が進み、交通量が増加している。

　同バイパスはこのような交通渋滞の解消、沿道環境の改善等の目的で昭和５５年から事業着手した。

　今回の開通区間２・６kmと供用区間１・３kmが接続され、暫定２車線で全線が繋がり、現国道６号の交通量が減少し、通過所要時間が短縮されるなど整備効果が図られる。

　なお、当日は一般開放に先立ち、午前１０時から開通式が行われる。