前橋市公園管理課はサッカーワールドカップの公認キャンプ地誘致に伴う総合運動公園のグランド整備で、新年度は建築物を施工する。キャンプ地誘致は、市内経済の活性化などの効果も期待できるため官民一体となって実現へ向け取り組んでいる。

　練習場のメーングランドとなるのが同公園内にある多目的広場（約１・５ha）。サッカー場としてだけでなく、３種公認の陸上競技場として外周にはトラックを併設、１３年度から工事着手している。初年度は、面整備を行ったが１３年度は最終年度として選手用のクラブハウスや協議開催時における役員用の控え室などを兼ねた建物を建設し、両翼には２００人程度が収容可能なスタンドを設ける。

　工事は、単年度完成のため上期発注となりそうで、当初予算案には工事費１億６、０００万円を計上している。