武蔵小金井駅南口地区市街地再開発事業で小金井市は、このほど住宅都市整備公団と共に現地事務所を開設した。今後は地元住民の意向把握・調整に努め、公団による整備計画の作成を進める。市では十一年度の都市計画決定を目指している。
事業対象区域は武蔵小金井駅南口の約六・三h。再開発ビルや駅前広場、区画道路の整備を計画している。
再開発ビルは商業・業務棟、住宅棟の建設を考えており、十一年度には具体案を提示できるよう検討する。駅前広場は現状の六〇〇㎡から拡大し六、三〇〇㎡を予定している。
事業スケジュールは十一年度に都市計画決定、十二年度に事業計画認可、十三年度に権利変換計画認可。着工は十四年度で、竣工は十七年度を見込んでいる。
なお新設した現地事務所の場所は旧警察署長官舎跡地で、一階が市事務所、二階が公団事務所となっている。