記事

事業者
東京都あきる野市

霞野地区区画整理で都と事業化を模索

1998/08/31 東京建設新聞

 あきる野市は霞野地区の土地区画整理構想について、都など関係機関との調整を通じて事業化を模索している。市では、ある程度めどがついた段階で勉強会を開き、地元協議を再開したい考え。

 今年度予算では、霞野まちづくり協議会運営補助として経費を確保しているが、現段階では今後の具体的なスケジュールは未定。

 同区画整理は、旧秋川市が勉強会を開催し検討してきた構想を引き継いだもの。市街化区域と農業調整区域が点在するなどの問題から、計画の一本化が図りづらく、市合併後は協議が中断している。市では、都らとの調整にめどをつけ次第、改めて地元に構想を提示、周辺の整備状況や圏央道の開通などを睨み、早期具体化に向け検討を進める方針。

 対象面積は、約一四h。既存の住宅密集地六hと農地八hからなる。旧秋川市では、隣接する日の出町三吉野地区が工業系の基盤整備を進めたことから、住宅系の整備を構想していた。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら