コラム

2004/03/06

「りんご」で健康づくり(さ・AO)

2004.03.06 【「りんご」で健康づくり】

▼「一日一個のりんごは、医者を遠ざける」。昔の人は良いことを言っている。りんごは、八百屋、スーパーに行けば、ほぼ年間通して手に入る身近な果物。近年、様々な研究が行われ、りんごの機能が注目されている

▼筆者の4歳になる息子は、離乳と同時にりんごジュースを飲み始めた。今でも、水分補給はりんごジュースに頼っている。一時、体重が気になりだしてからは、お湯などで薄めて飲ませるようにしている。子供ながら拘りがあるようで、混濁タイプしか受け付けないが

▼このためと思われるが、風邪などはめったにひくことがなかった。しかし保育園に通うようになり、日中はりんごジュースを飲めなくなったからか、よく風邪をひく。それでも、これまでの蓄積の効果もあってか、水疱瘡にかかった時は、ほかの子供たちより、軽く済んでいるのは大助かりである

▼研究によると高血圧、脳卒中、動脈硬化、便秘解消、胃腸障害、貧血、整腸、解毒、血色増加、大腸ガン、肺ガンなどのガン予防、ヒスタミンの抑制など、現代人が直面する病に対し、様々な効果が明らかになっている。りんごは、甘いものだが、りんごの果糖は、ブドウ糖や砂糖に比較して、血糖値を上げる要素が少ないとのデータもある

▼今日の日本は、景気動向も低調で、いわば高血圧、動脈硬化、便秘等々まさに病にかかった状態。それも、長期にわたる慢性的な病である。構造改革を進める小泉内閣。風邪をひいた時の様に母親が擦ってくれたりんごで、優しさのある改革を目指してほしいものである。そうした効能のある政策が何処にも見えないのは、筆者だけだろうか。(さ・AO)

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