我が家の高校受験生（長・ＹＫ）

2005.07.23　【我が家の高校受験生】

▼中学３年生になった我が家の長女はどうもテストが苦手だ。結構長い時間机に向かっているのだが、テストになると点数が取れない。本人も受験を控え、多少は気合いが入り始めて来たようだが、父親に似てのんびり屋なので、妻は何時も歯痒さでいきり立っている

▼全国共通テストで偏差値が出た。結果は『今のままでは志望校は無理。志望校を変える勇気も必要』という判定。志望校がいわゆる程度の高い学校ならばランクを下げれば良いが、既に下げる学校がほとんど無い状況下で、志望校を変えろと出たのだ。加えてその結果を妻に見せずに鞄の中に仕舞っていたので、火に油を注ぐが如く妻がブチキレた

▼先日、家族でＪＲ武蔵五日市駅近くの河原へバーベキューに出掛けた。我が家の川遊びはかなり激しい。川遊び用道具箱の中には、ゴーグルとシュノーケルなども入っている。瀞場を見つけては飛び込んだり、魚を追い込んで手づかみにしたり、全身ずぶ濡れになって遊ぶ

▼今回は長女が一緒にバーベキューに来ると思っていなかった。意に反して受験生などという意識は欠片も無いようで『私も行く』と当然のようについて来た。右手に玉網を握りしめ、左手で小２の末娘の手を引いて先頭切って川に入っていく。実に頼もしい

▼筆者は長女と次女に川遊びのコツを教えてきた。どんな場所に魚が隠れているか、川を横切るときのルートの取り方や危険な場所の見分け方など。どうやらそれを末娘の手を引きながら教えているらしい。そんな長女の後ろ姿を見ていたら「別に高校行けなくても…」と思えた。因みに今月は河川愛護月間である。（長・ＹＫ）