コラム

2006/08/22

休暇をより楽しむ方法(本・SW)


▼暑さ対策として軽装化を推進するクールビズは、2年目を迎えて定着しつつある。それに伴い、電車の中やスーパーの店内など冷房の設定温度を高めにしており環境に配慮されている。温暖化現象を抑えるためにも、これからも浸透していってほしいものだ

▼今年のお盆もご多分に漏れず相変わらずの帰省・帰京ラッシュ。もはや恒例行事化しており、ゴールデンウィークや年末年始も同様だ。少しずつだが、休暇の日程や時間をずらし、ラッシュの分散化を図る傾向は見えてきたが

▼徹底化によって高速道路の渋滞も緩和されるだろうし、それによって車の排気ガスも減らすことができるはずだ。新幹線の乗車率や飛行機の搭乗率も減少し、ゆったりと乗ることができよう。それに、繁忙期でなければ運賃も安くなり、宿泊代も安くなる。財布にもやさしい。そうなれば、疲労も軽減されて、業務にも少なからず好影響が出るのではと思ったのだ

▼お盆休みはどこのレジャー施設に出かけても、混んでいることが多い。でも、もしそれが平日なら、さほど混雑を気にせずに楽しむことができる。子供も夏休み中でパパ・ママさえ休めるならお出かけも可能になり、良いことばかりではないか

▼もちろん、各企業間の取引のからみもあるし、お盆休暇日程の関係もあるからすぐには難しいかもしれない。でも、これが実施できれば、新幹線や飛行機の混雑、高速道路で渋滞にはまったときのイライラも少しは緩和され、精神的クールビズもできるだろう。実現までに立ちはだかる課題は様々あるが、多くの企業で本格化できないだろうか。意義は大きいと思うが。(本・SW)

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