コラム

2007/02/01

ウェブと日記について(埼玉・YK)


▼現在、日本はブログブーム真っ只中であると云われる。ブログとは、個人が日記など、特定の話題に関する必ずしもウェブに限定されない事象、情報についてのウェブサイト全般を呼称する。総務省によると、2006年3月末現在の日本でのブログ利用者数は868万人。その後も数は伸び続け、2000万人を超えているという報道もある

▼ブログには個人が普段では言えないようなタブー、企業の内部情報なども書いてしまう場合がある。それが流れた結果、ブログを閉鎖したり、仕事を解雇されたりするケースもあるそうだ

▼そんな中、株式会社ミクシィによるソーシャルネットワーキングのサイト「MIXI」には、500万人以上が参加しており、昨年度の流行語大賞の候補にも挙がったほどの盛況ぶり。参加者からの招待がないと加入できない、自身へのアクセス者が分かる、などの安心感から、参加者が増加している

▼実は筆者もそのひとり。共通の趣味を持つ友人から招待されて始めたが、周りにも多くの参加者いることを知り、多くの人との情報交換をする場合や、遠く離れた人とのコミュニケーション手段としても重宝している

▼筆者は日記などというものは中学生の頃にやった交換日記以来だが、ブログは写真を載せたり、携帯電話を利用することも出来たりと楽しみ方もさまざま。個人の日記を読むという禁断の部分に触れられるという感覚も楽しい

▼個人情報の保護に関する法律が平成15年に施行され、はや4年。それと反比例するかのように増え続けるブログ利用者は、抑圧される度に反発するという民衆の特性によるものなのかも。(埼玉・YK)

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