コラム

2009/08/06

ダイエットとの闘争(東京・KI)


▼先月末の体重95?。0・1トンまであと5?。現実から逃げ続け、乗ることを拒否し続けてきた体重計とついに向き合うことができた。筆者自身、気付いてはいたが避けられない現実である。一念発起、きょうが肥満からの独立記念日になるはず

▼ダイエットの方法で迷うことはない。食べなければ痩せるはず。真理とはいつもシンプルなものだ。食事制限で大切なのは、生活に支障のないラインをしっかり設定すること。筆者は最低制限カロリーを1400に設定。1400キロカロリーとの闘いが始まる

▼当然な成り行きだが、早々に食べたいものが頭をかけ巡る。唐揚げ、ラーメン、ハンバーグ等々。朝食にパンをひとつ食べると400キロカロリーにもなる。もうその日は1000キロカロリーしか残っていない。昼食には唐揚げ弁当700キロカロリー。もう夜は、300しか食べられないのだ。なんとも寂しい限りである

▼エネルギーの不足の筆者の脳は不謹慎極まりないが、建設業の抱える今日の情況こそ無理なダイエット、いや拒食症の状態ではないかと考えだした。しかし無理をしてでも維持していかなければならない。無理をしてでも、ギリギリの金額で落札しなければならない。筆者もそうだ無理をしてでも1400キロカロリーに抑えなければいけない

▼長期的にみれば筆者のダイエットはよくないのかもしれない。飽食の時代にあって、ダイエットは一生続く。だから一時期で無理はできない。筆者にとっては単なる自業自得だ。そんな不謹慎さと建設業界の厳しい現況を混同して考えてしまったことを深く反省しつつ、1400と闘う。(東京・KI)

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