コラム

2012/01/11

車に恋して(新潟・TH)

クルマに恋して

▼昨年末、自動車の一大イベント「第42回東京モーターショー2011」が開催され、国内外の26のメーカーが参加し、およそ400台の車が展示された。国内メーカーからは多数の新車やコンセプトカーが出展、ディーゼルエンジンや都市向けの新しいパーソナルモビリティなど、これからの社会への様々な提案が展示され、大いに盛り上がったようだ。

▼車好きと言えば、以前、テレビ番組「探偵ナイトスクープ」の中で『クルマに恋した女性』と言うのを観た。同番組は、視聴者から寄せられた依頼に基づいて、この世のあらゆる事象を徹底的に調査追求する娯楽番組。その番組に「一目ぼれした片思いの相手(車)がいる。とてもかっこよくて、一度でいいからデートしてみたい、彼の名は?マツダ・アテンザ?」という依頼が寄せられたのだ。

▼依頼者の女性は、自分の車を運転中、後にいたアテンザの車にあおられたので譲ってあげたら、そのアテンザが「ありがとう」を意味するハザードランプを出しながら、走り去っていった、その姿に一目ぼれしたのだと言う。

▼さて、デート当日、彼女はアテンザと一緒に手をつないで浜辺を歩いたり、水をかけあったり、トランクの中に入ってハグされた気分になってみたり…とデートを大いに楽しんだ―という。

▼しかし、東京モーターショーで発表された様々なクルマをみていたら、近い将来、もしかしたらクルマが恋人!?なんてコンセプトカーが発表されるかもしれないと思ってしまった。今後クルマはどのように変化し、我々に貢献してくれるのだろうか。また2年後のモーターショーが楽しみである。(新潟・TH)

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