コラム

2014/02/11

発想の転換の重要性(茨城・KS)

発想の転換の重要性


▼2014年、午年。時刻でいうと「午」は11時から13時で、折り返しとなる重要な時期。お昼休み

も大切だが、気を抜き過ぎることなく着実な前進が大事だ。特に基本法案成立による国土強靭化の本

格的始動や消費税8%への増税など、ことしはまさに?転換期?であろう


▼「障害を力強く乗り越えていく駿馬のように、困難に立ち向かっていく」という安倍政権を先頭に、

業界各団体は「?うま?くいく年に」「馬のごとく駆け上っていく」「馬力を付けて疾走したい」と

明るい未来に向かって勢いよく飛び出したようだ


▼新春早々、偉大なニュースが駆け巡った。独立行政法人理化学研究所の小保方晴子氏率いる研究チー

ムが、「STAP細胞」とする簡易的に万能細胞を作り出す方法を見出した。繊細な細胞を酸で刺激

するという思い切った発想の転換が生んだ偉業だ


▼また、UR都市機構と生活雑貨を販売する「無印良品」でおなじみの?良品計画が、都内最大級の

高島平団地(東京都板橋区)をリフォームし、賃貸事業を始めて話題を呼んでいる。清潔感溢れる白

を基調に、シンプルかつ機能的に改修。暗い団地のイメージアップを図った。昨年先行して実施した

大阪の団地では、20〜30代の入居者が大半を占め、好評だという。異業種とのコラボレーション、こ

れも大胆な発想の転換である


▼若年層の入職者不足が難題の建設業界。各々が企業倫理を確立することはもちろんだが、若者の心

をつかみ、程よく刺激するような工夫が必要なのかもしれない。そのような魅力ある駿馬にこそ、た

くさんの希望に満ちた騎手が集まってくるはずだ。(茨城・KS)


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