コラム

2014/05/08

広島カープの躍進に思う(群馬・UT)

広島カープの躍進に思う


▼プロ野球が開幕して1カ月余り。今年も一試合ごとの勝敗に一喜一憂する季節が始まった。今年瞠

目するのが赤ヘル軍団・広島カープだ。昨年悲願のAクラス入りを果たし、今年はチームとして今世

紀初の貯金10へ到達(5月6日現在)。これまで15年連続Bクラスと低迷を続けてきた。昨年度は3

位となりCSで2位の阪神を破るなど、野村謙二郎監督のもと1歩ずつ調子を上げてきた


▼今年、チームの好調さを牽引しているのは何といっても若手選手。チーム不動のエースである前田

健太投手(26歳)をはじめ、入団直後から先発投手として踏ん張る大瀬良大地投手(22歳)や、プリ

ンスと言われ期待を一身に背負いながら思うような成績が残せずに苦労を重ねてきた堂林翔太内野手

(22歳)、魅せる守備からチームの危機を何度も救っている菊池涼介内野手(24歳)といった若手選

手がいきいきと活躍している


▼「カープ女子」と言われる女性ファンの多さも特徴で、厳しいチーム状況の中で活躍する若い選手

たちの姿が共感を呼び、少しずつ女性ファンも増えていったようだ


▼思えば、「若手選手の活躍」や「女性人気」は建設業が抱えている問題とも重なって見える。業界

では、人材確保が問題となって久しく、その対応に向けて、官民協力して問題解決へあたっている


▼2月に起きた大雪では、建設業の地域を守る役割が改めて再認識されたところ。雪害対策をはじめ、

地震や台風災害など地域の守護神としての活躍は、多くの建設業ファンを生み出すこととなるだろう。

建設業もその魅力を伝え、若手選手が活躍できる場となってほしい。(群馬・UT)


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