コラム

2014/05/22

おもてなしに清潔トイレ(茨城・SA)

おもてなしに清潔トイレ


▼遠出すると必ず押さえて置きたい場所の一つにトイレが浮かぶ。使用するならば、なるべく室内が

清潔でウォシュレット付きのトイレを使いたいものだ。そういった場所が観光地へ行く途中にいくつ

か増えて拠点となりうるならば、途絶えた客足も改善する可能性があるのではと、とある旅先で感じ


▼茨城県内には、2014年4月現在で10か所の「道の駅」が存在している。今年中には日立市で1

か所、本年度から整備予定が2か所、まだ計画段階1か所で進捗中。現時点でだが、県内では道の駅

が14か所に増える予定だ。道の駅の最大の魅力はその土地ならではの農産物や果物、お菓子、食べ物

などの販売コーナーが真っ先に浮かぶが、24時間駐車場が解放され、かつトイレが使用できるとなる

と大変助かる


▼インターネットで「観光地 トイレ」と検索すると、和歌山県観光連盟のサイトでトイレマップが

紹介されている。添付するファイルを見ると、便器の数、ウォシュレットの有無などが表記されてお

り、事前にトイレの位置や概要を知ることで、土地勘のない場所を旅行する際には不便さを解消でき

そうだ


▼これらの不安を消すには、道の駅がたくさんできれば良いが、整備に莫大な予算を要す。小規模な

施設でも良いので、ひとつ提案すると「(仮称)ちょこっトイレ」のような簡単なトイレ施設と駐車

場を、観光拠点を結ぶ数カ所に配置することで、県内外からの来訪者のおもてなし環境を整えるのは

どうだろうか


▼魅力いっぱいの観光施設を多く持ちながら、なぜか客足が遠のいた観光地の再構築としてぜひとも

一考願いたいもの。(茨城・SA)


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