コラム

2015/01/06

いつもどおりに感謝!(新潟・TH)

いつもどおりの生活に感謝


▼新年初めに必ず行うことと言えば恒例の初詣(はつもうで)である。毎年、全国でも有名な神社にお参りしている。寒い中、1時間、長い時は2時間も並んで参拝するときもあるので、当初は連れに「どうしてここでわざわざ参拝しなければならないのか」とグチをこぼしていたものだが、最近、初詣はここでなければと思うようになった


▼「ここに参拝するようになって特段いいこともないかもしれないが、特別悪いことも起こらず、またこうしてここ無事に参拝に来れているではないか」と諭されたからだ。だまされやすい人間なのだろうか、はたまた意外と素直な人間なのだろうか…。だが、確かに毎年恒例のことが出来ることに感謝しなければならない


▼優良工事の表彰式を取材した際、受賞した業者が「近年、自然災害が多発しており、建設業の役割や必要性が重要である。今まで以上に公共事業の役割と重要性を深く認識し、これからも安全で安心な住みよい地域づくりに貢献していきたい」とあいさつしていた


▼昨年も、いろいろな災害が起こった。広島市の土砂災害や御嶽山(おんたけさん)の噴火、長野県北部での大きな地震。一瞬にして尊い命や日常の生活を奪ってしまう自然災害は本当に恐ろしい。蛇口をひねれば水が出る、スイッチを押せば明かりがつく、家に帰れば温かいお風呂に入れる、いつもどおりの生活ができる幸せ。その裏には私たちの安全で安心な暮らしを支えてくれている建設業の支えがあるからこそと改めて実感している


▼ことしは、どんな年になるだろうか。宝くじやお年玉年賀商品に当たらなくとも、当り前の生活ができる幸せな年であって欲しい。(新潟・TH)


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