コラム

2015/04/18

継続した防災・減災を(長野・JI)

継続した防災・減災を


▼妻の愛車 『アンジェリーノ・プティット』を紹介する。オレンジ色のロングボディに小径サイズの幅広タイヤを配した低重心モデルで、発進時からの力強い走りが特徴だ。シートは柔らかく、乗り心地は快適そのもの。購入した店のアフターサービスも万全で、永く乗ることができるだろう


▼『アンジェリーノ』のホームページを見ると「安」の文字をコンセプトとして掲げていた。「安全・安心」そして「安定」を重要視。走行時の高い安全性、事故・盗難時の補償や基準適合品質の安心、バランスを考えた車体設計による安定感を強くアピールしていた


▼東日本大震災の発生以降、日本の国土や国民生活を考える上で「安全・安心」という視点は外せないものとなっている。特に防災・減災の分野においては必ずテーマとして示される。高機能や高品質による安全は国民の生命や財産を守るためには必須。その安全性を認識すること、震災が発生した場合の行動や対応を把握しておくことによる安心は、非常時の混乱回避につながる


▼そこに「安定」を加えることも重要だろう。大震災からまだ4年という現在は、防災・減災に積極的な姿勢が全国的に見られる。しかし時が過ぎて同様の災害が起きなければ、人々の意識は危機管理から離れてしまう。継続的に自然災害への対応を行う安定性がなければ、悲劇は繰り返されるかもしれない


▼妻は「安全・安心・安定」を身にまとった愛車を、娘の幼稚園送迎に利用している。毎日の酷使に耐える「強靭性」も備えているようだ。さすが一流メーカー・ブリジストンの電動アシスト子ども乗せ自転車である。(長野・JI)


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