コラム

2016/07/26

休日には魔法のプレーを(長野・JI)

休日には魔法のプレーを


▼中学生の息子はバスケットボール部に入っている。通常の部活も朝の練習も休まない。さらには午前中に練習が行われた休日の午後は、自主的に集まった部員たちと公園で練習している。部活で疲れているはずなのに、遊びでもバスケをしているわけだ。きっと、それほどまでに面白いスポーツなのだろう


▼部活では監督の指導のもと、シュートやドリブルの技術を磨き、チームプレーを養う。一方、休日の公園で行う自主練習は自由そのものだ。漫画・アニメの『スラムダンク』『黒子のバスケ』で描かれる派手なプレーあるいは魔法のようなプレーを模しているとのこと。「ボールを投げると同時に敵が動けなくなるシュート」など現実にはありえないが、その非現実を真似して楽しんでいるらしい


▼長野県には建設工事入札参加資格申請において、技術力や安全対策、環境対策、労働環境などに配慮した企業に加点する『新客観点数』という制度がある。県はこの制度で、週休2日を就業規則で定める企業に対し加点する方向性を示している。決定すれば、2017・18年度の申請から適用される見通しだ


▼新客観点数での加点導入が決まれば、就業規則で週休2日を規定する企業も増えそうだ。休日が増えれば、それだけ家族や仲間と過ごす時間が増える。なにかと楽しみも広がることだろう


▼息子たちは8月からの公式戦に向けて平日も休日も練習に励んでいる。まずは地区大会優勝が目標。その可能性は十分にあるため期待している。公園ではなく、公式戦本番で敵を動けなくさせるほどシュートを決めてほしいものだ。(長野・JI)


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