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晴れ着より輝く作業着(茨城・KM) 2017/02/28
晴れ着より輝く作業着
▼成人の日に先立ち、昨年のうちに撮影したという従妹の振袖写真を正月に見せてもらった。年が離れていることもあり、常に子どものイメージがあったため、晴れ着に身を包み、優しくほほ笑む大人の雰囲気に驚いた。「女の子はお金が掛かるね」と言いながらもうれしそうに写真を眺める叔母の顔を見て、思わず頬が緩んだ
▼近年は荒れる成人式がテレビなどで取り上げられる。茨城県では2016年、水戸市の式典が世間を賑わせ、ことしはつくば市が話題となってしまった。目立ちたいだけなのか、世の中に不満があるのかは知らないが、同じ会場の新成人たちはもちろん、主催自治体のイメージにも直結してしまう甚だ迷惑な行為である
▼2月26日に圏央道茨城県内区間が全線開通すると、成田空港から湘南までの約200㎞が結ばれる。最初の区間(青梅IC~鶴ヶ島JCT)が開通したのは、1996年3月26日のこと。ことしの新成人たちは、まだ誰も生まれていない21年も前の話
▼新成人をはじめとする若者たちにとって、高速道路などのインフラは、生まれた時からある当たり前のものだろう。しかし、それは違う。建設業者の尽力により今の環境があるのだ
▼必要性を知らないため、道路工事で車を一時停止するだけで「迷惑だな」と、建設業を嫌悪する人も少なくないと聞く。建設業により、わたしたちの安全・安心で快適な生活が守られている事をどれだけの人が知っているだろうか。その事実を知れば、道路工事に遭遇した際は嫌悪するどころか、技術者たちの着ている作業着が、晴れ着よりも輝いて見えるはずなのだが。(茨城・KM)
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