コラム

2017/07/20

暑さ対策で効率アップ(山梨・HI)

暑さ対策で効率アップ


▼猛暑の到来である。毎年、熱中症によって病院に搬送されるといったニュースをよく聞くが、他人ごとと片付けずしっかり対策を取っていきたいところだ


▼熱中症の対策としては、塩分を取ることや小まめな水分補給が、テレビやインターネットなどでよく紹介される。今や誰もが知る情報になっているが、大切なこと。常に手の届く範囲に用意しておきたい


▼近年建設業界では、熱中症対策を本格的に取り入れる会社が増えてる。朝礼時の顔色確認や体調チェックシートを導入し、労働員一人一人の把握に努めている事例がある。昭和の頃に比べれば減ってきているが、建設業は今もなお労働災害が多い職種だ。他社と夏場の対策について、情報交換を積極的に行って体調管理を徹底してほしい


▼ただ、水分や塩分の補給だけでは集中力の維持は難しい。集中力の欠如もまた、ケガにつながる危険性があるため、対策を考えなくてはいけない。そこで、クールコアタオルという商品をご存知だろうか。アメリカで研究・開発された冷却素材(クールコア)でできたタオル。水で濡らした後に、水分を飛ばすことで冷却効果が得られる。これは、蒸発した際の気化熱により生地を冷却する原理らしいが、とにかく暑く焼けた皮膚を気持ちよく冷ましてくれるのが魅力的だ。この夏、似たようなもので体感温度を下げて、効率よく仕事に取り組んでみてはいかがだろうか


▼いろいろな媒体で紹介される暑さ対策。最後はそれを実践する自分の意識の高さが大切で、職場での対策に加え、自分なりの方法も取り入れて、猛暑に打ち勝っていきたいものだ。(山梨・HI)


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