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大は小を兼ねるだけでなく(埼玉・UT) 2019/09/28
大は小を兼ねるだけでなく
▼「大は小を兼ねる」。大きいものは小さいものの代用として使えるといったことを意味している。小さいものより大きいものの方が使い道が広く役に立つと日々の生活の中でも実感することは多々ある。ただ、その考え方がなじまないケースもある
▼建設業の許可は、一つの都道府県のみで営業する場合の知事許可と、二つ以上の場合の大臣許可とに分かれている。また大手と中小、中央と地場などに分けて捉えられるケースも多い。地域の業界関係者からは「中央大手と地方中小との格差が広がっている」との声をよく聞く
▼多様性の時代を迎えて政策立案や制度設計の際は、建設業としてひとまとめにするのではなく、きめ細かく考えることが、ますます大切になってくるのだろう。発注者などからすれば「言われなくても分かっている」というところかもしれない
▼「日中は目いっぱい現場で働き、夜は書類仕事」。こうした環境が多いとすれば、監理技術者や現場代理人を目指そうという人材は減ってしまう。働き方改革を進めようという中で、逆方向の状態にあるといえる
▼工事書類について、ある建設会社は「1000万円の工事でも1億円、2億円の工事でも作成する書類の種類は同じ」であることに疑問を抱いている。書類の簡素化の必要性が唱えられ、取り組んできてから何年も経つ。実行してきたのだから一時期よりも減っていることは間違いないのだろう。ここからもう一段階減らす場合、具体的なアプローチとしてICTの一層の活用が考えられる。また大(規模工事)と小(規模工事)の違いについても再考の余地があるのでは。(埼玉・UT)
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