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今こそリスクアセスメント(茨城・KS) 2020/03/14
今こそリスクアセスメント
▼安全大会でよく耳にするようになった「リスクアセスメント」。危険を事前に評価し、対策を立て実施することを意味するが、今ほどこの言葉が頭に浮かんできたことはない
▼昨年末に中国・武漢市で始まった新型肺炎が今、世界中で猛威を振るっている。1日時点で60の国と地域で約8万5000人もの感染者が確認されており、南極大陸を除いた5大陸全てに感染が拡大。日本ではスポーツやコンサートなど大型イベントが軒並み延期または中止に。茨城県では50万人もの観光客が訪れる「水戸の梅まつり」の関連行事が取り止めになった。何よりも心配なのは東京オリンピックへの影響だ
▼新型のウイルスゆえに、事前に危険かどうかを判断できないという考えもあろうが、えたいの知れない病気ということ自体が最大級の危機なのではないだろうか。年始の時点で最悪の事態を想定し、できる限りの対策を講じるべきで、遅きに失した感がある
▼まずは危険源である中国からの全面的な入国制限を早期にかけるべきだった。各メディアは当初、目先のインバウンド需用に目がくらんだのか楽観視していた。世界保健機関は2月29日、ようやく世界的に大流行する危険度を「非常に高い」に引き上げ、日本政府も学校の休校、大型催事の中止、外出自粛、手洗い、咳エチケットなどの励行を呼び掛けたが、肝心のマスクは品薄状態
▼そしてSNSにはびこったトイレットペーパーが不足するというデマ情報。全国的に買い占めが横行するという恐ろしい事態になった。国や自治体だけでなく、一人一人のリスクアセスメントが今、問われている。(茨城・KS)
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