コラム

2020/09/12

デジタルと建設産業(山梨・TN)

デジタルと建設産業


▼NHKで「未来少年コナン」が再放送されている。子どものころによく見ていたアニメだ。コナンと言えば最近は「名探偵コナン」が真っ先に浮かぶと思うが、やはり子どものころ放送されていた未来少年コナンが思い浮かぶ


▼ストーリーは、核兵器以上の威力を持つとされる、超磁力兵器を使用した最終戦争後の地球が舞台。主人公である少年コナンが世界征服を企む(たくらむ)人間と戦うアドベンチャー。スタジオジブリの宮崎駿氏が初監督を務めた


▼インターネット百科事典のウィキペディアによると、コナンは続編の構想もあったが立ち消えになってしまい、その後スタジオジブリが企画を転用。宮崎氏が監督したアニメ映画「天空の城ラピュタ」として公開されたと書いてある


▼再放送するに当たっては、デジタルリマスター版として新装している。デジタルリマスターとは、映像をデジタルデータ化した上で、汚れや傷を取り除き、色の補正や音質も調整する作業。詳しいことは分からないが、とにかく映像も音も鮮明できれいになるということ。その点も含め見てみたいポイントだ


▼デジタル化といえば、建設産業でも普及への動きが止まらない。最近では国土交通省がデータとデジタル技術を活用したインフラ分野のDX(デジタル・トランスフォーメーション)で検討を開始。建設産業といっても職種は広く、特に工事に関わる部分はデジタルとは一見全く別物のようなイメージで、現場への導入は難しいことが多いかもしれない。今後技術が発達し、企業や携わる人によって上手に取り込んで進展していくことを願う。(山梨・TN)


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