2006/07/19
都市機構間宮東日本支社長就任会見
「実績、信頼を活用」
間宮支社長が就任会見
都市機構東日本支社
独立行政法人都市再生機構の間宮敏明(まみや・としあき)支社長は19日、就任会見を行った。
「都市機構の役割を踏まえ、大都市、地方都市の都市再生、既存賃貸住宅ストックの再生活用、災害
に強い街づくりの推進に取り組みたい。50年を超える歴史で積み上げてきた実績、信頼、ノウハウ
を活用し、生活者にとって心地よい住まいづくり、街づくりを心がけていきたい」と抱負を述べた。
東日本支社所管の中で大都市地域と位置付けている多摩地域については、「駅周辺市街地整備、団
地建て替えを軸とした市街地の再編整備、土地利用転換による活発な経済活動の促進、核都市・周辺
地域の整備」に意欲を示している。
都市再生事業を進めるに際しては、「その地域の歴史、自然、景観などの特性を生かして、それぞ
れの地域の役割に合った街づくり」が留意点だと話している。
課題となっている多摩ニュータウン再生に関しては、「35年が経過し、生活環境、ストックの再
構築が必要。世帯の偏り、世代の高齢化がみられる。ここ1、2年で研究を積み重ねているので、積
極的に取り組んでいきたい」と語った。
モットーは、「信頼を築く」「社会性、変化への対応、満足して立ち止まらない」。