2007/07/03
東京都只腰都市整備局長就任会見
民間活力をアシスト
プロデューサーの立場で
東京都・只腰都市整備局長インタビュー
東京都の只腰憲久都市整備局長は就任会見を開いた。今後の再開発や土地区画整理事業について「
都施行は、これからがヤマ。大橋や虎ノ門など道筋が見え、次のステップに移る。財政的にはプラス
だが、民間の力が育ってきた中、知恵やノウハウなど民間の力を最大限出してもらうよう、プロデュ
ーサーとして力を引き出すような、また民間だけではできない部分などでアシストできれば」と自身
の見解を述べた。
局長就任にあたり「都市整備局は、幅が広いというのが印象。この幅広いところをカバーし、やっ
ていきたい」と抱負を語る。
また住宅の耐震化には「官庁施設や人が集まるデパートなどは全力でやらなければならない。民間
には、意識をもってもらうことが大切。都有施設は、最大限努力する。色々な工夫をして費用対効果
の高いやり方を」と話す。
都市再生ステップアッププロジェクトは、「都の資産は多い。古い建物も多く、建て替える場合な
ど、民間的な発想を入れれば違う。現在、候補地の検討中」と語った。
趣味は山歩き。「まちを歩くのもいいが、天気と時間、そして暇が許せば山を歩きたい」と笑う。