2007/07/26
国交省中島建設流通政策審議官就任会見
○建設生産システムを機能
○中島正弘建設流通政策審議官就任会見
○国土交通省
「色々な業者や関連産業があるが、川上から川下まで住宅や工作物など建設生産物トータルの整備
供給システムが全体として上手く機能するよう、新たな気持ちで取り組む」。26日の就任会見で、
国土交通省の中島正弘建設流通政策審議官が初代ポストに就く意気込みを語った。
建設業者の海外新進出へ 「かつては、リスクなどが大きく慎重な対応だったが、国際的に見ても
海外市場に出るべきでは。ローカルな案件でノウハウを身に付けなければ」と話す。
入札契約制度に対し「様々な方向が出ている。価格と品質でより良い調達ができる仕組みを実行し
普及していく」と話すとともに、地方公共団体には「価格だけで決まらない仕組みづくりが大切。試
行的に取り組むなど事例を積み上げPRしていきたい」と述べた。
また労働者の確保問題に触れ「新規参入する若者は確実に減る。長期的に見て将来を託せる職場で
ないと入ってこない。思い・夢をはせる環境をどうつくっていくのか。工業学校などと連携し、業界
の人間が講師として行く、というような取り組みも面白い」と話した。