2007/08/29
国交省冬柴大臣就任会見
◎地方こそ道路整備を
◎冬柴大臣就任会見開く
◎国土交通省
冬柴鐵三国土交通大臣は29日、就任会見を開いた。美しい国日本へ「▽安全・安心な国づくり▽
国際競争力の強化▽地域の再生・活性化▽個人の生活の保障‐に取り組む」と抱負を語った。
安全・安心な国づくりへは「天災は避けられなくとも減災できるようにしなければ。地震速報や建
物の耐震化は必要。河川についてもつくるべきダムはつくらなければならない」と話す。
国際競争力の強化は「近隣諸国の活力を取り入れる。国際港湾や国際空港の整備だけでなく、消費
・生産地への道路ネットワークの整備も大切」、地域の再生・活性化では「地方こそ道路の整備を優
先しなければ。それにより、民需の拡大、雇用促進に繋がる」と述る。
また道路特定財源については「地方の道路はまだまだつくっていかなければならない。年末までに
道路予算の歳出の確保とともに、中期道路整備計画を国民に示す」と今後の見通しを示す。
観光庁(仮称)の設置へ「進むべき道ははっきりしている。総勢100名程度と考え、概算要求を
していく。具体的な目標に向け、省を挙げて取り組む」と意気込みを語った。